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超簡単!アパート(マンション)の湿気対策8つと湿気の原因

アパートやマンションの湿気、気になるものです。

特に「同じ部屋の同じ場所ばかり湿気る」「カビる」など、同じお悩みを抱えている方はけっこう多いのです。

今日から始められる超簡単な7つの湿気対策と、なぜアパートやマンションは湿気やすいのか、その原因に迫ります。

目次

賃貸アパート・マンションで使える湿気対策8つ

賃貸アパートやマンションで今日からすぐにできる湿気対策を7つご紹介します。

すべての対策を実際に試すことが可能なら、快適度はグンと増します。

湿気対策の基本は「湿気を空気に与えない」と「空気の動きを封じない」の2点です。

湿気をわざわざ部屋の中に持ち込めば、当然ながら部屋も湿気てしまいます。

また空気の流れが滞った場所には、湿気も淀みやすくなるのです。

①洗濯物の室内干しはしない!

洗濯物の室内干しをしているご家庭は、共稼ぎ家庭の増加とともに増えていると考えられます。

マンションやアパートの低層階だと、防犯上下着などは外に干せないというご家庭も少なくありません。

洗濯物の部屋干しは、部屋の湿度を上げるのです。

たとえば非常に乾燥する冬の夜や、ホテルに宿泊する夜など、濡らしたタオルを軽く絞って朝まで部屋に1枚かけておくだけで、加湿器代わりになると言われるほどです。

部屋の湿度を上げると、当然しっけてしまいます。

まして大量の洗濯物をギチギチに部屋中使って干したりすれば、その部屋の湿度はサウナのようになってしまうでしょう。

浴室に乾燥機能がついているご家庭はそこを使ったり、衣類乾燥機を活用したり、男性の衣類やタオル類は外から見えてもいい場所、女性の衣類は外から見えにくい場所に干すなど、天気の良い日は外干しできるように工夫してみましょう。

また、どうしても部屋に干さなければ乾かないという梅雨や日本海側の冬などは、除湿器やサーキュレーターをうまく使って湿気を淀ませないようにしましょう。

サーキュレーターはAmazon、楽天の人気ランキングだと以下の通り。

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②除湿器を使って上手に湿気を取る

一年中乾燥している関東平野など、地域によっては家電製品量販店にいってもあまり見ることのない除湿器。

でも日本海側の地域など、雨や雪の多い地域では非常に役立つ家電です。一家に一台、必ずあるといっても過言ではないでしょう。

これまで一軒家の実家に住んでいたという方や、あまり湿気ない部屋に住んでいたという方で、引っ越したとたんに湿気に悩まされるようになったという方は除湿器を使ってみてください。

実際に使用すると「この部屋にはこんなに水分があったの!?」と驚くほど水分が取れます。

季節柄、また地域柄あまり量販店に除湿器がそろっていないという場合は、ネット通販でのお取り寄せも良いでしょう。

口コミが読めるネットサイトなら、どの除湿器が高機能なのかも調べることが可能です。

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安価なものだったら、1万円前後でしょうか。クローゼット用などの小型になると1万を切るものもあるようです。

③クローゼットの湿気には除湿剤や換気

タンス型のクローゼットも、ウォークインクローゼットも、しめっきりにするとどうしても空気がこもって湿気が溜まりやすくなります。

晴れて外気の湿度が低い日には、こまめに換気をするようにしましょう。換気扇がつけられるならつけておくと良いかもしれません。

一日30分でも扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるだけで違ってきます。

また服をあまりギチギチに詰め過ぎないこと、着た服の汗を乾かさないまますぐに片づけないこともポイントです。

タンス型のクローゼットには、クローゼット用の除湿剤を入れることをお勧めします。

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そして除湿剤に記載されている期間が来る前に、除湿剤の様子をこまめにチェックしてみてください。

もう除湿剤がほとんど解けて、水分ばかりたぷたぷいっているようでは除湿効果がありません。

こまめに内容物を入れ替えて、除湿効果をとぎらせないようにしましょう。

④「布団、ベッドの下がカビやすい」という悩みはベッドの買い替え or 除湿シート

フローリングは畳と違って通気性が良くありません。そのため、フローリングに布団を敷いていると、布団の裏側がカビてしまいます。
マットレスや布団にカビやダニが繁殖し、悪臭やかゆみにつながる事もあります。

私もこの悩みがあり、解決方法を模索したうえで、簡易的な”すのこ”などを用いたのですが、寝ている間に発汗する湿気の量は約コップ1杯分と多いため、すのこ自体がかびてしまいました。

もっとも効果的な対策は「折り畳みのベッドにすること」
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折り畳みにすれば場所も取りませんし、裏側の通気性は抜群です。
でも「ベッドの購入は・・・」という方にはもう↓これぐらいしかないです。


繊維化学の大手、テイジンが開発した圧倒的な吸放湿能力を持ったベルオアシス30%を使用した「モットン除湿シート」。
楽天やら、Amazonやらのネットショッピングモールで人気商品ですね。
第三機関で比較試験を実施した所、モットン除湿シートが一番吸湿量が多いという結果も出てるぐらいの優れものです。

<特徴>
1.くり返し使えて経済的
2.干し時が分かる湿気お知らせセンサー付き
3.アンモニアに対する消臭性が特に強い
4.耐久性が高く、吸水・吸湿の繰り返しや天日干しの光による吸水性能の低下がみられません
5.塩分の含まれた寝汗もしっかり吸収

上記、私も買いました。

⑤窓を開けて風通しを良くする

窓を開けることで風通しがよくなります。できれば対角線上にある窓を開けることで、風の通り道ができます。からりと晴れて風のある空気の乾いた日は、窓とドア、そしてクローゼットのとびらも開けて、家中に風の通り道を作ってあげましょう。

⑥一人暮らしのカビ対策はエアコンを上手に活用する

一人暮らしのマンションでは、朝早くから夜遅くまで出かけていて、なかなか換気ができないという方も多い事でしょう。

まずはお休みの日に前日から晴れて乾燥している時に、しっかり喚起しておくことが大切です。

さらにカビ対策として、エアコンを活用する方法もあります。

エアコンは除湿とクーラーが選択できますが、実は基本的な働きは同じなのです。

クーラーにも除湿する働きがあります。

また除湿には弱冷房除湿と再熱除湿があります。

ただ夏場長時間クーラーをかけておくと、屋外と屋内の温度差が大きくなってしまい電気代もかかるので、できれば弱冷房除湿をタイマーでかけておくと良いでしょう。

⑦分譲マンションはリフォームで風の通りを改善する

分譲マンションでリフォーム可能ということなら、風の通りを改善すべくリフォーム業者に相談したり、DIYで工夫してみたりする方法もあります。

換気扇を屋外に向けてキッチン以外にもとりつけ、部屋のドアを開け放っておくだけでかなり乾燥を防ぐことができます。

もし古いマンションで24時間換気システムがついていない場合は、つけてもらうだけでかなり換気性があがるのです。

⑧賃貸マンションは換気や家電製品でカバーしよう

賃貸マンションの場合は、取り付けられる機器やリフォームの範囲が限られてしまいます。

もし2003年以前に建てられた物件だったら、大家さんやオーナーとかけあって、24時間換気システムの取り付けが可能か相談してみましょう。

それでも換気性が改善しない場合は、除湿器を上手に使ったり、換気扇とドアの開閉・窓の開閉を工夫するなどしてください。

空気の流れを常に作るように心がけ、湿気を一か所に閉じ込めないようにしたいですね。

アパート()の湿気の原因

そもそも、アパートやマンションはどうしてしっけやすいのでしょうか。

北側の部屋など、びっくりするほど結露がすごい、などということもあります。

アパートやマンションの湿気の原因を探ってみました。

①日当たりが悪いor日当たりが良すぎる

日当たりが悪い北側の部屋などは、当然ながらしっけやすくなります。

なぜなら、湿気を乾かしてくれる太陽光が届きにくいからです。

鉄筋コンクリート造りの建物だと、夏場でも北側の壁はひんやりしていたりします。

この「ひんやり」が湿気のもとになるのです。

空気は温度が高いほど水蒸気をたくさん含むことができますが、冷えると含める水蒸気量が減り、含まれなくなった水蒸気は水滴となります。

これが結露です。

ひんやりとしている北側や日当たりの悪い場所がじめじめしているのは、こういった理由からです。

また逆に日当たりが良すぎる部屋も湿気やすいという特徴があります。

たとえば西側の部屋は、夏は激熱ですが冬は暖かくて過ごしやすくなります。

洗濯物もよく乾くので、一見湿気とは無縁に思えます。

でも冬場は温まった室内と急激に冷える外気の温度差が大きすぎて、結露しやすくなることもあるのです。

特に寝室に使っていると、人の呼気や汗などで空気が湿気るので、結露が多くなります。

②風の通りが悪い

風の通りが悪いと、どうしても湿気が溜まりやすくなります。

風通しの良い部屋は空気が淀まないため、湿気も散りやすいのですが、反対に空気の動きがないと湿気も散らず、溜まりやすくなるのです。

③壁材に調湿効果がない

壁材やフローリングなどに調湿効果があると、ある程度の湿気を吸い取って、部屋の湿度を調整してくれます。

でも壁やフローリングに調湿効果が全くない場合、壁自体が結露して湿気のもとになることもあります。

調湿効果のある壁としては、珪藻土やエコカラットが有名です。

④断熱材が入っていない

壁の中に断熱材が入っていないと、モロに外気の変動の影響を受けるため、夏は暑く冬は寒く、さらに湿度にも弱い構造になります。

⑤角部屋のデメリットの一つが日当たりの良さと外との気温差

角部屋は風通しが良く一見湿気とは無縁に見えますが、あまりにも日当たりが良くて昼間の温度上昇が大きいと、夜に外気が下がった時に気温差が生まれて結露の原因になります。

冬などは積極的に換気を行わず、窓を閉めっぱなしにして部屋干しやお鍋料理を食べることもあるでしょう。

気密性の高い部屋では逆に結露しやすくなることがあります。

湿気が原因で起きるトラブルは結露とカビ

湿気が原因で起きるトラブルといえば、結露とカビです。

結露は窓や壁に水の粒がびっしりついてしまう状態です。

そして適度な温度と湿度があると、空気中を漂うカビ胞子が活発に成長し始めます。

湿気の多い部屋は結露がひどい

湿気が多い部屋は、温度差が生じると結露がおきやすくなります。

特に冬場の朝など、驚くほどの結露が窓一面にビッシリついている、ということもあります。

日本海側で雪が積もり、一日中晴れずにずっと湿度が高い状態だと、鉄筋コンクリートの北側の部屋などは1枚の窓だけで1リットルはあるのではないかというくらい結露します。

また壁や押し入れの中、クローゼットの中にまで結露は忍び寄ります。

結露や湿気で壁・床・窓枠などがカビやすい

冬は結露、他の季節も湿気が多い部屋だと、壁やフローリングの床、窓枠などがカビてしまいやすくなります。

結露は拭いても、北側など日当たりが悪く風通しも悪い部屋だとまたついてしまいます。

こうして長時間湿気にさらされた結果、ホコリのついた窓枠や壁紙、天井などがあっという間に黒くカビに覆われてしまうのです。

衣服もカビてしまう恐れが

クローゼットやタンスの中にしまったはずの衣類にも、カビがつく場合があります。

冬場を乗り越えた春、クローゼットを久しぶりに開けたらカビ臭かった、という経験はありませんか?

先に紹介したクローゼット用除湿剤や、シートをうまく活用しましょう。

アパート(マンション)の湿気と階数の関係

アパートやマンションの湿気と階数の関係についても掘り下げてみましょう。

階数と湿度には関係があるのでしょうか。

1階2階は防犯上の理由で換気しにくく湿気が多い

1階や2階の部屋だと、防犯上どうしても窓を開けたままにしにくいものです。

また外から部屋の中や洗濯物をのぞき込まれることも嫌ななので、どうしても外に干しにくくなります。

そのため換気しにくく部屋の中もしっけてしまいやすいのです。

3階以上になると換気がしやすく湿気にくい

3階以上になると、防犯上入り込みにくくなり、さらに洗濯物をのぞきこまれたり、持っていかれたりする不安も少なくなるため、換気がしやすくなります。

そのため湿気にくくなるのです。

高層マンションだと風が強くて換気しにくい

逆に10階以上になる高層マンションの高層階になると、突風が吹いてきたり、風が常に強めだったりするため、換気しにくくなります。

洗濯物も外に干しにくくなり、布団を外に干すことも禁じられていたりするので、意外と湿気が淀みやすいことがあります。

アパート(マンション)の構造と湿気

アパートやマンションの構造と湿気にも関係があります。

鉄筋コンクリートは気密性が高く調湿性が低く湿気がこもる

鉄筋コンクリートの建物は、気密性が高いのに壁の調湿性は低くなるので、湿気がこもりやすくなります。

こまめに換気をしているのに、北側の窓や押し入れはいつも結露している……ということも。

木造の建物は温度差には強いが湿気には弱い

木造の建物は温度差には強いのですが、湿気には弱いという特徴があります。

しかし断熱材がしっかり入っていれば寒暖差から家を守ってくれますし、吸湿性の高い壁で調整することも可能です。

アパート・マンションの湿気対策は換気、ひどい場合はプチリフォームも検討

アパートやマンションは、いかに風を通すことができるかと、水分を部屋に持ち込まないかで湿度が違ってきます。

空気が淀むと湿度も散りません。

水分を部屋に持ち込むことで、どうしても湿度が上がります。

換気を常に心がけ、湿気を溜めないようにしましょう。

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